1番トレーダーに必要な技術

利確が難しすぎる問題

リスクリワードを良くすればするほど、
必要になる技術は『保有』になります。

今まで『損切は絶対にする』
『エントリーは待つことが大事』など
色々な情報を主にXやnoteで発信してきました。

ですが、
飽くまでこれらは初心者さんに向けた
スタートラインに立つ為の技術
でしかありません。

これらが出来なければそもそも
相場に居続ける事さえ困難ですからね。

そのような
スタートラインを超えた先に
高くそびえ立つ壁が
利確であり保有です。

専業など、トレードで食べていく為には
この保有の技術が必須になります。

トレーダーの多くが
『利確が一番難しい』と話している通り、
利確、又は保有がトレーダーの技術として
一番難しいものだと私も思います。

例えば、損切であれば

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過去の事実から
明確に損切を決める事ができますが、

利確は未来です。

もちろん過去の事実から
ある程度目星はつけられますが、
直近の事実で決められる損切に対して

直近で決めているわけではない
利確の方がやはり

不確定要素が多いと言える
と、思います。

画像51

この分からない空間が非常に厄介でして、
わからないという事は

小さな反発(ピンバーなど)でも

『もしかしたら転換してしまうかも、、』

と、小さなピンバー1本でさえ
誘惑に乗って決済してしまうのです。

そして
何より自分が明確に決めた
値位置まで来て利確したとしても

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結局、それ以上に伸びて行くことがあります。

画像53

その結果、
良いポジションを取れたのに
機会損失を感じてしまい、

どうしても

『きっちり値幅を取りたい』

という気持ちが強くなるので
先ほどのように

「もしかしたら転換してしまうかも、、」

と、誘惑に負けて
早期に利確してしまう

に陥ります。

まず大前提に覚えてほしい事は

*損切の正解は根拠が否定される場所です。

正解が無いからこそ
トレーダーとしての上手さが出るのが
『保有』であり、

トレーダーが一番必要な技術です。

*『保有=どこで利確するか』だと思うので利確も含めて保有と考えています。

一番必要だからこそ
皆さんが必ずできるようにならなければ
いけません。

ちなみに

「保有は難しいからスキャルピングにしよう!」

と考えている方は注意が必要です。

そもそもデイトレード、
スイングトレードが出来ない人が
スキャルピングで勝てるとは思えません。

何故なら、より感覚的に近いからです。

大前提に相場のチャンスは
1日に何回も来ません。

なので回数を増やすという事は
それに伴い根拠の薄いトレードを
しなければいけません。

結果、より感覚的になりやすい
と、言えます。

もう1つ付け加えるのであれば、
勝てるトレーダーは『生涯トレーダー』です。

有名なトレーダーさんを見ても、
死ぬまで遊べそうなお金を持っていながら
投資家としては引退しませんよね。

つまりは
儲かっているうちにトレードを辞めるのは
非常に難しいと思います。

そう考えると皆さんは、年齢を重ねてからも感覚、体力が必要なスキャルピングをずっと続けられると言えますでしょうか。

私は必ず

その時になって保有が出来なければ
スキャルピングで得た利益も
しっかり無くなります。

私たちは相場で勝つ事を目標とするのではなく、

だからこそ『保有』が
トレーダーにとって
一番必要な技術なのです。

なので是非
ここで勉強してから
トレードに望んでください。

ここからは私が考える
利確の基礎を話していきます。

利確の基礎

まず先ほどもお伝えしたように
利確に正解はありません。

なので基本自由ですが、私は

『pipsで決める』より
『根拠を持って利確する』方が良い

と思います。

トレードをするメンタルに必要なのは
一貫性です。

一貫性からぶれた行動をしてしまうと
上手くいかないトレードになってしまいます。

*例えば、飛び乗り
期待値が低い行為ですが、
大きな利益になる時もあります。

ですが痛い目を見る事が多いので
『飛び乗らない一貫性』を
保つことでメンタルを安定させ、
無駄な損失も減らす事ができます。

つまり損切を

『根拠の否定された場所』

で、するのであれば、利確も

『根拠が無くなるタイミング』

で、するべきと考えるわけです。

これが一貫性ですね。

何回もチャネルの例を出して
申し訳ないのですが

チャネル内でトレードする理由は

画像55

前提事実に

『チャネルを規定してトレンドが進行している』

からです。

つまり、チャネルを形成して
トレンドが進行している事実があるという事は、

その後もチャネルに推移して
トレンドが進行する可能性がある


と、考えることが出来ますよね。

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なので私たちは

『チャネルで推移している事実』

『その他根拠』

から、トレードする優位性があると
考えるわけです。

そう仮定すると
損切場所がチャネル下限抜けであるなら、
利確場所も基本的に
チャネル上限であるべきです。

チャネルから出てしまえば
前提環境がすべてが崩壊します。

それは下抜けでも上抜けでも関係ありません。

結果、根拠が否定されれば
ポジションを保有する価値がなくなります。

ちなみにこの記事で出てくる

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リワード伸ばし
根拠が否定されているのではなく、
短期チャネル⇒中期チャネルに
移行しているという考え方です。

画像

そのような根拠から
明確な利確位置を選ぶことで
『何故自分が保有するのか』という問いを
明確にします。

結果、理屈を知っている方が
利確位置までの保有力(握力)が
強くなるというわけです。

この言葉が
利確場所までの保有を遂行する為には
必要だと私は思います。

≪利確の基礎 まとめ≫

①利確はpipsで決めるより一貫性の観点から根拠で決める方が良い。

②利確も損切も保有する価値が無くなったタイミングで決済するのが良い。

③根拠を元に行動すれば感情の入る余地も多少減る。

と、言ってもやはり感情的になって
早期に利確してしまう事はあると思います。

特に高RRを目指す場合は
相対的に保有時間が増えます。

そして保有時間が長いとそれだけ
『感情的になってしまう場面』
多くなってしまいますよね。

そのための感情的になりにくくなる方法
これからいくつかお伝えしますが大前提に

今までに無い
抽象的な発言で申し訳ないのですが、
ここは唯一『自分の問題』です。

自分自身が誘惑に負けなければ保有できますし、
負ければ早期利確してしまいます。

『高勝率のキープ』のような
物理的に難しい事ではないので、
今は保有が出来ない人でも
改善できる可能性はあると思います。

それも含め次は『感情的にならない思考法』を
いくつかお話していきます。

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では、皆さんが相場で生き残ることを
切に願っています。


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